12/20 金時山(小学生と歩く)
さゆりん、初めての1000m越えです。
初めて山らしい山を歩くさゆりんを連れての三人パーティ。前日に小田原城などを見学して、箱根で宿泊。宿で朝食を済ませてからゆっくりの出発です。
2009.12.20.(日)
宿 (タクシー)→乙女口バス停
9:10…乙女峠10:15/10:30…長尾山10:55/11:05…金時山11:50/12:50…金時山登り口13:55…金時登山口バス停(
)…仙石バス停14:15/
バス便多し→湯本、小田原などへ。
小学低学年生と歩いたコースタイムです。
タクシーの運転手さんには「乙女口まで」とお願いしましたが、「乙女峠ではないですか?」と念を押されて、「乙女峠には行くんですけど…」とちょっと混乱。
よくよく地図を見たら、乙女トンネルを越えた先に乙女峠というバス停がありました。
今回は乙女口から金時山を目指します。
二三日前からの寒波到来で雪でも降ってたら登れないなあと心配していましたが、きょうは気温は低そうなものの風はなく、空もきれいに晴れ渡っていて、絶好の登山日和です。
しばらくの間、霜柱だらけのヒノキ林を上ってゆきます。街に住んでいると、霜柱なんかなかなかお目にかかれないので、さゆりんは珍しくてしかたありません。
乙女トンネルの入り口上部辺りまで来ると落葉樹の林になり、日が射して暑いくらいです。衣服の調節をして、少し頑張ります。きょうはストックを持ってきていないので、途中で木の枝を拾い即席杖を調達しました。
乙女峠に着きました。向こうに真っ白な三角形が見えるのに気付いたさゆりん。目を丸くして呆然と立ちすくんでいます。
しばらくしてから「まいったなあ」って表情で「…あれ、…ふじさん?」と聞いてきました。
そうだと知っているおとなでも、ちょっとびっくりしますものね。
写真を撮ってくださった団体さんが出発すると誰もいなくなりました。。「富士山て、ほんとうにきれいな山だねえ」と、私たちはしばらく富士山に見とれてしまいます。
霜が溶けてぐちゃぐちゃしてきた尾根道を金時山へ向かいます。
日影に残る霜の降りた葉っぱを見つけて、「これなに?」。…で、なかなか前へ進めません。
長尾山を過ぎるとブナの木なども増えてきて、新緑の頃は気持ちよさそうです。
山頂に近付くとちょっと岩々した所や痩せ尾根やトラロープの張ってある所がありましたが、小さな上下を繰り返しながらまあまあなんとかクリアして、いよいよ金時山頂の茶屋が見えてきました。「やった~!」。
たくさんの人がいる山頂で、「まさかりを持ってポーズして」と私に注文され、苦笑いしながら「早くして~」と言いたげなさゆりん。すまんね。急いで撮ったので、構図も悪いね。ごめんね。
茶屋へ入ってお昼ご飯。何百回も登っている人たちの名前が木札に書かれて張ってありびっくり。
下山は仙石への道をとります。急坂を下り灌木帯が切れると、正面に大涌谷の白煙が見えてきました。この写真には写っていませんが右の方には芦の湖の湖面が光っています。
相模湾と駿河湾の両方が見える場所もあって、山から海が見えるのがなんだか不思議な感じもします。
どろんここねこね状態の急な登山道を下りて、ハコネダケに囲まれたあたりへ来ると明神ヶ岳への縦走路がくっきりと見えて来ます。「あの道は気持ちいいよ~。こんどはあそこを歩こう」と言うと、「いつ?!」との返事。下りは快調で「つらくないんだ」そうです。
金時神社への道を見送り、休業中のうぐいす茶屋(矢倉沢峠)を過ぎると丁字路に突き当たります。左は明神ヶ岳への道です。右へ下り、灌木とヒノキ林をジグザグに下りてゆくと『金時山コース登り口』の案内板のある車道に出て、ハイキングの終了となりました。
別荘地の中をそのまま道なりに下ると、国道138号の金時登山口バス停に到着です。ここには駐車場と公衆トイレがあって、登山者の皆さんに重宝されているようでした。
あと10分ほど歩いて、バスの本数がぐっと多くなる仙石バス停に出てバスを待ちました。
バスで湯本や小田原方面などへ出るなら、仙石乗車がおすすめです。
参考までに、バス停で写した当日現在の時刻表の一部と料金表を載せてみました。拡大してごらんください。
確認しませんでしたが、山頂の茶屋に有料のトイレがあるようです。
(山歩き №23)
« 12/22 冬至 | トップページ | もちつき »
「山歩き」カテゴリの記事
- お知らせ/ブログを引っ越しました。新アドレスは…(2013.11.17)
- 12/1 菊花山・馬立山・御前山・神楽山(2012.12.03)
- 11/21 高川山からむすび山(2012.11.24)
- 11/10 タワ尾根(一石山~金袋山~ウトウの頭)(2012.11.13)
- 南米へ⑦10/16 ワイナピチュ登頂,マチュピチュ遺跡・マチュピチュ村(ペルー)(2012.11.08)
« 12/22 冬至 | トップページ | もちつき »
コメント