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ガーナの旅 5

のどかなガーナを楽しんでいますが…

       ガーナの旅 4 はこちらから。記事中の写真はクリックで拡大します。

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【首都アクラとクマシを結ぶ建設中の高速道路】

一方で、急速な経済発展の波が押し寄せているようです。

                        ☆

  

ガーナは、1957年にサハラ砂漠以南の国家で初めて英国から独立した国で、そのころ小学生だった私(古い!)世代にとってはエンクルマの名と共に実はとてもなつかしい感じのする国でもあります。
独立から50年余を経て、世代交代がちょうど一回りした頃に当るのでしょうか。
のどかなガーナを楽しみながらも、この経済の発展のスピードに人々の心の動きがうまくバランスをとって付いて行けるのだろうかと、時どき考えさせられてしまうことがありました。

  

                        ☆

  

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あちらこちらで道路工事が行われているなとは思っていましたが、昨日、学校見学へ行く途中で出来上がりつつある橋脚や完成予想図の看板などを目にして、「これはすごいことになる!」とびっくりしてしまいました。
まず思ったのは、あの自動車の間を通り抜けながら物売りをする人や道路際の木陰で小さな店を出している人たちのことです。
そして…

  

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人だかりがしているのはなんだろうと見ると…
今まさに、露天の店がブルドーザーで強制撤去?されているその現場に私たちは通りかかったようでした。
街道沿いでは、立ち退きを予定される家々に印が付けられているので、それなりの時間的な猶予は設けられているのでしょうが、こんな現場を目にするとさすがにちょっとショックでした。

 

207_3 右の写真の辺りには、以前どんな風景が広がっていたのかしら。
大きく枝の広がった木が涼しい木陰を作り、その下でヤムイモやプランテーンを売っていたんじゃないかしら…などとおセンチなことを言っているのは、他所者の戯言に過ぎないのでしょう…ね。
でも、よくよく見ると、撤去されたその後にもまた露天の店が出されています。バイタリティあふれるこの国の人々のたくましさを感じますが、道が広くなった分だけ車からの距離が遠すぎる!

 

…この人たちの今後(たぶん2・3年後)の生活はどうなって行くのだろう。そして、社会はどんなふうに変わっているだろう。

  

                        rvcar

  

きょうはガーナ第2の都市クマシへ向かいます。
「アクラの方が都会だけれど、クマシはもっと落ち着いたよい所ですよ」とはFさんの言です。どんなところなのかとても楽しみです。

参考;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%82%B7

  

一路、クマシへ!

クマシへは、所々で道路拡張の工事現場に出くわしながらも、概ね真っ直ぐな道が 続きます。

ついついスピードを出す人も多いのでしょうか、2か所で交通取り締まり中の検問(時には moneybagpunch しちゃsweat01ってたりして wobbly?)がありましたが、そのほかは、またのどかな光景が広がります。

  

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【パンを売る人がたくさん】【この線路は…、今はもう使われていない?】

  

アクラの中心街を離れて一時間ほど走ると、賑やかな町に着きました。
ここはパン屋さんが多くて、美味しいパンを売る町として有名なんだそうです。近くの石釜で焼くというパンは、特に謳わなくてもたぶん天然酵母の無添加パンなのでしょう、”すごく”美味しい。

   

ガーナの人たちは、どこでも同じようなパンを食べているようです。毎朝買いに行ったりするんですよ。 写真左端の人の売る黄色いものはプランテーン(料理用バナナ)の揚げ物ですが、これもとても美味しい。

  

                         banana

  

332_3 周囲にあまり家が見当たらなくなっても、どこまでも長く続く電線。りっぱな発電所も見かけました。
310_4 (自宅に電気を引きたい時は、自分で電柱 downwardright  を買って工事を依頼するんだそうです。荒削りの木の幹に注目を)。

  

久しぶりの帰省であるFさんは、水事情と電気事情が驚くほど良くなっていることに感慨深げです。
水道から水が出なくなって、井戸の水を何度も汲みに行ったこと。バケツ一杯の水で身体全身を洗ったこと。一度停電すると2~3日は回復しなかったこと。
今回の旅中でも停電が一度ありましたが、すぐに復旧していましたから…。

  

田舎の方では、まだまだ同じような状態(たぶん水道や電気がない地域も多いはず)が続いているのかもしれませんが、明らかに進歩している様子が伺えます。

  

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今、ガーナでは携帯電話が驚くほど普及しています。
349 上の写真は、昔ながらの土レンガの家ですが、左側の家はペンキを上塗りして、まるごとケータイ会社の宣伝に使われています。街道沿いに何軒も続けてず~っと赤や水色や黄色い家が続いていたりするんです。
水道はなかったりするけれど、ケータイはみんなが持っている社会。
国がインフラの整備に力を入れ始めていることは良くわかりますが、隅々までに行き渡るにはどれだけの年月が必要になるでしょう。

  

この国がバランスよく発展して、人々が今のような明るさを持ち続けられますようにと願うばかりです。

    

なんだか重たい話題が多くなりました。
さあ、もうすぐ目指すクマシに着きますよ happy01

 

pencil ガーナの旅 6 に続きます。

  

 

  

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コメント

そこに住んでいる人と、旅行できた人とでは全く感じ方が違うんですね、当たり前ですが。
でもコレって日本でも同じですよね。

去年尾道へ行ったとき土地の方に「東京の人が尾道に来て楽しいと思いますか?私はこんな時代に取り残されるようなところはイヤ。
だから月に一度は広島へ出るんです」
と結構年配の方に言われてちょっとビックリしましたが、
その地に住む人たちも色んな意見をお持ちなので、
難しい問題だとおもいました。

しかし!上手に頭に何でも載せますね!!
私も会社の書類でまねて見ましたが、3歩歩けないうちに落としました(笑)

✾cyu2さん
経済の近現代化のスピードと人々の意識の変化のスピードがアンバランスになると
どこかで歯車が狂い始めて、うまく回らなくなるでしょうね。
確かに、なかなか難しい問題です。
>私も会社の書類でまねて見ましたが、3歩歩けないうちに落としました(笑)
会社でこんなことをしてはいけませんcoldsweats01

個人には抗えない社会の波があって
それにうまく対応できないと、つらいことになりますね。
近代化への過渡期なんでしょうが・・・。

取締りがいなくなるとまたお店を広げるなんて、たくましいですね。
でも、生きていかなくちゃいけないんですよね~。

>会社でこんなことをしてはいけません。
ふふふっ! 私は家でやりました♪

✿はなねこさん
アフリカの中では治安がいい国だと感じましたが
人々が貧富の差をはっきりと意識するようになると、いまはあまり前面に出ることのない宗教や出身部族の違いなども絡んで抗争などが起きるのは歴史に学ぶところです(って、ちょっと大げさだけど)。それがちょっと心配。
政治でそれを回避できるといいんだけれど…。

>ふふふっ! 私は家でやりました♪
家でなら、存分に練習してくださいっ wink

ゆっくりコメントをって思っていたら
出遅れました^^;
ガーナって国のこと全然しらなかったけれど
色々考えさせられますね。
これからどんどん発展していく途上にあるんですものね。

天然酵母の食パン・・・美味しそうですね。
携帯ってこんなにみんなが持つようになったのって
日本でもこの10年くらいですよね。
アフリカでもそうなんだって
ちょっとビックリしました。

❀矢車草さん
いろいろなものごとがごっちゃになって
古いんだか新しいんだかいいんだか悪いんだか
わからなくなることがありました。
住宅なんかは大きくてりっぱなんだけれど
この国の人たちは直角ということを知らないんじゃないか
と思うほど建てつけが悪かったりするし…。
パンの「天然酵母」はたぶんです。
あんまりおいしいのでもちろん保存料なんて入ってないだろうとも思います。
私が携帯を持つようになったのなんてたったの3年前!
いかに激変しているかがわかろうと言うものですよね?

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