« うろこ雲 | トップページ | 9/8 白露 »

8/28 小金沢連嶺(小屋平~湯ノ沢峠)

秋の花を期待して。

032
                                 【小金沢山への稜線】

下界では猛暑日が続いていますが、2000m近い稜線なら少しは涼しい風が吹いているでしょうか…。

    

                       shoe

    

甲斐大和駅8:10発の栄和交通バスに乗り、終点一つ手前の小屋平で下車(@950)します。
今朝はバスが1台増発されましたが、ここで降りたのは合わせて10人ほどでした。
登山口の写真を撮っている方がいますよ。もしかしてブロガ―かな?

  

024

  

のっけから笹の間の急登で大汗をかき、一度林道に出ます。
ここから続く登山道がつい最近崩れたとかで、右手へ100mほど行ったところに新しい登り口が造られていました。
笹が刈りはらわれたばかりの、真新しい登山道です。

       

040_210:05
【石丸峠 / 左・大菩薩方面  右・小金沢山方面】

    

カラマツ林を過ぎて、前方に小金沢山へののびやかな稜線を見ながら石丸峠に到着です。
途中、小金沢山の右手後ろに富士山が見えるはずでしたが、雲に隠れてしまったようです。ついさっきまで、バスの中からはちらっと見えたのに…。
  

小屋平から一緒だった方たちはみなさん小金沢連嶺へ行くものだとばかり思っていたら、ほとんどの方がここから大菩薩へ取り付くようです。

    

043
   

石丸峠からは、ぐっと人が少なくなりました。
牛の寝通りの分岐を左へ見送って、小さなピークの天狗棚山に到着。
振り向くと、気持よさそうな草原の広がる熊沢山とその右手後方に大菩薩嶺が見えていました。

  

044
【天狗棚山(1957m)】

  

前方には、これから辿る小金沢山から黒岳への稜線が見えています。
雲湧く青い空がいい感じです。ずっとこんな笹原だったらいいんだけど…。

  

05010:30
【狼平】

  

狼平の広々した笹原でひとやすみしていると、単独男性が二人やって来て、あっという間に向こうに見える樹林帯の中へ消えて行きました。
同じバスではなかったようですが、どこから来たのかしら。

  

樹林帯は小金沢山への上り口で、ここから、露岩や張り出した木の根や笹籔を越えて登り着くと三角点のある小金沢山(2014.3m)でした。

    

056_3 061_6 063_5 057_611:25
【小金沢山(2014.3m)山頂で】     

     

ここは秀麗冨嶽十二景の一つですが、今日は富士山は見えないようです。
ちょっと残念ですが、そのかわり?蝶や赤トンボがたくさん飛び交っていました。
蝶は、ツマグロヒョウモン(♂)とキアゲハだと思いますが…。

  

069

    

牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ向かう途中の下り、登山地図に「ササヤブあり。笹原には鹿道多い、入り込まないよう注意」とある辺りで、「ここちょっとヘンかも」と言いながらもしっかり入り込んでしまったようです。
で、後戻り。
あとから来た方が「尾根道はずさないようにすれば…」とぼそっと言い置いて先行します。
「はい、その とおり です …」。

  

07512:20
【牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂】

   

無事に、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着きました。
ここも秀麗冨嶽…ですが、富士山は見えません。きょうは、もうどこからも富士山には会えないようですね。
ちょっと残念ですが、ここにも蝶と赤トンボがいて目を楽しませてくれます。

  

077

  

行く手には、川胡桃沢ノ頭と黒岳がはっきり見えるようになりました。
空の様子を見る限りでは下界は今日も猛暑のようですが、出かかったススキの穂が風になびいている様子はもうすっかり秋です。

   

09213:00
【賽ノ河原】

  

また笹原を下り始めると、小さな広場のような場所が見えてきました。ここが賽ノ河原で、標識のところから右へ行くと水場があるようです。

  

行く手の広葉樹が混じる斜面を登ると、川胡桃沢の頭でした。
登山道途中のピークとも思えない場所でしたが、ちょっと開けて、向こうに山並みが見えていました。あれはどのあたりになるのかしら。

  

11014:05
【黒岳(1987.5m)山頂】

      

また、針葉樹のうす暗い林に入ります。
倒木が多いちょっとぼさぼさした感じの林の中を、跨いだりくぐったりしながら進み、
左手に大峠への道を見送るとすぐに黒岳の山頂に着きました。

  

山頂の木々を切り倒したのでしょうか。明るくはなっていますが、なんだか雑然とした雰囲気です。

  

118

  

でも、ここにもまた蝶や赤トンボがたくさん飛び交っていました。
小屋平で下車した方の中に大きな捕虫網を持っている方がいましたが、湯ノ沢の花畑もあることだし、この辺は昆虫類の宝庫なのかな。

  

ついさっき休んだばかりですが、蝶を追って写真を撮っていたらあっという間に時間が過ぎています。
「ねえねえ、ちょっと時間かかりすぎてない?」と言いながら、あらら、二人でまだ撮ってますよ~coldsweats02

  

127

  

黒岳の南面は一転して広葉樹林帯になっています。午後の林の中に木漏れ日が射してとってもいい感じ。
カニコウモリや咲き始めのトリカブトなど見ながら進んで行くと、突然目の前が開けました。

  

152_4

154_6

  

156_7 

  

白谷丸(しろやんがまる)の草原です。ここが今日のハイライトだったでしょうか。
たくさんの花が咲いていました。すっかり秋めいた雰囲気です。

     

167_5 また足元の悪い笹藪をくぐり、左が白くザレている場所を慎重に越えます。西に傾き始めた日差しが容赦なく照りつけて暑いので、木陰を見つけて給水休憩。
前方、ほぼ目の高さに見える広々した所が大蔵高丸を背にした湯ノ沢のお花畑です。

  

  

  

  

P1010698shu_8ここから、さらに 深くえぐれた道を、おチビの私がすっかり隠れてしまうほど背の高い笹籔をかき分けて進みます。
確かに急下降の歩きにくい道ですが、ほぼ潜っている状態の私には足元が見えるので、これまでの笹藪よりはむしろ歩きやすいような気がしましたcoldsweats01。         【籔の中©ゆき】  

    

  

湯ノ沢峠到着15:25です。あらら、時間かかりすぎ。
途中から、帰りはタクシーにしようとのんびりしすぎたかしら。

 

17515:25
【湯ノ沢峠 】

  

白谷丸でお花はたくさん見ましたが、きょうの目的は湯ノ沢峠のお花畑です。
時間を気にしながらも、南(この写真の右手)に少し上って、ロープで保護されたお花畑に出てみました。
残念ながら、ここはもうお花の盛りが過ぎてしまったようです。あるいは、みなさんのレポで危惧されているように花自体が激減しているということでしょうか。

    

187_2

  

誰もいなくなってしまった湯ノ沢峠のお花畑で、大蔵高丸を見ながら今日最後のティータイム。
のんびりしすぎと言いながら、急ごうとしない二人です。
まわりをツバメ?が盛んに飛び交っていました。

  

179

  

ひっそりとしたお花畑をあとにして湯ノ沢峠まで戻り、西へほんの少し歩くと避難小屋に着きました。もう16:00。ちょっと遊びすぎたようです。

  

039037038055_2082_2086_2129136140142146149157_2158156_4152_3159173176180183184186188193200201
【きょうのお花たちの一部。ボケボケなので雰囲気だけ…】         

  

さて、どうやって帰りましょう。
駐車場のそばには立派なトイレもあります。
ここで携帯を取り出してみましたが、案の定、圏外でした。
では、携帯電話の可能な場所まで下りるしかありません。出発しかけたその時…

  

                       shine

 

黒岳の途中ですれ違った男性5人組が下山して来ました。
「これからどうするんですか?」
…で、ご想像通りのやり取りが合って
恐縮しながら、甲斐大和までありがたく乗せていただき、予定していた電車より早い電車に乗ることができました。

         

199_3 お目当ての湯ノ沢峠のお花畑はもう時期が過ぎていましたが、白谷丸で気持のよいお花畑を見ることができたので、満足な一日でした。

  

それにしても…、多摩ナンバー様、本当にありがとうございました。

    

  

  

  

pencil 136_2 初めて見かけた?この花(超ボケですが)は、ヒメヒゴタイ。     http://yasuko.sakura.ne.jp/hyousi07/himehigo.html
ゆきさんが調べてくれました。持つべきものは友です wink

    

     

     

     

   

pencil 2010.8.28(土)
甲斐大和8:10 (bus @950)=小屋平8:53/9:05-石丸峠10:05-狼平10:30/10:40-小金沢山11:25/11:40-牛奥ノ雁ヶ原摺山12:20/12:35-川胡桃沢ノ頭13:20-黒岳14:05/14:10-湯ノ沢峠(花畑)15:25/15:55-避難小屋16:00=rvcar=甲斐大和17:01 train =大月17:18/17:40(ホリデー快速ビューやまなし)=新宿18:55.(CTは随時の休憩を含みます。今回はちょっと休みすぎ coldsweats01 )。

  

bus   バス情報 http://www.koshu-kankou.jp/bus/yamato.pdf

« うろこ雲 | トップページ | 9/8 白露 »

山歩き」カテゴリの記事

コメント

palletさん、今度は小金沢連嶺行かれたんですね~!
私、その日相棒が家で仕事でずっとゴロゴロしていたの・・・。
一緒に行きたかったわ(^_-)-☆

ってここ歩いてみたいと思っているところなんです。
レポ凄~く楽しみにしていますね!

❁矢車草さん
この日は、体調いまいちで
亀足がさらに亀足に。
レポ、ちょっと遅くなるかなあ。
ゴメンナサイね。

こんばんは~♪
今年の湯ノ沢峠はどんなかしら・・・(^-^)
毎年お花が気になる場所です。

palletさん、体調はいかがでしょう?
この暑さですものね
お大事に。

✿はなねこさん
お見舞いありがとうございます。
でも、大丈夫。
ニュースの種になりたくないので
クーラー嫌いの私も、さすがにクーラー使っています。
それにしてもいつまでも暑いですね。

湯ノ沢のお花、以前ほどじゃないようですが
ぼちぼち、咲いてた、かな。

palletさん、こんばんは☆

ここも私の歩きたい所です。大菩薩も^^
でも、毎度後回しになってるお山であります。

マツムシソウやワレモコウを見ると、秋だなぁ~と思います。
下界は39.9度なんて気温を叩き出した地域もあるって言うのに。

あぁ・・・山はいいmaple

このコース、2回歩きましたが
アップダウンが少なくて気持ちよい道だけれど
けっこう長いですよね。

白谷ノ丸のお花たちは、元気だったようですね。
昨年私も初めてヒメヒゴタイにお目にかかって
その可愛らしさに目が釘付けでした♪
体調がいまいちだったそうなので
帰りは親切な方に会えてよかったですね(^-^)

お時間ありましたら、去年の私のレポ 見てくださ~い♪

❁かわみんさん
秋の大菩薩周辺もいいですよ♪
ぜひ行ってみてくださいね。
ワレモコウ(吾亦紅)は、まだ若々しくてしっかりと紅色をしていたので、
「はい、貴女はやっぱり紅色ですね♪」って言ってあげました♪
マツムシソウは涼しげで、大好きな花の一つです。
少しずつですが、けっこう多種類の花を見ることができた一日でしたhappy01

✿はなねこさん
朝のあのバスに乗るには我が家を5時前に出なければならないので
今まで躊躇していましたが、やっと重い腰をあげました。
咲く前のヒメヒゴタイ、すごくかわいらしいですね。
咲いているところもちょっと見てみたいなと思います。
>帰りは親切な方に会えてよかったですね(^-^)
ほんとうに嬉しかったです。
どこかの山で、どなたかに親切のお返しをしなければ…。
>お時間ありましたら、去年の私のレポ 見てくださ~い♪
これからお邪魔しま~す♪

palletさん♪ はなねこです。
さっそく見ていただきありがとうございました。
palletさんの、滝子山までのルートもいいですね。
つなげてみようかな・・と思います。

ヒメヒゴタイは、昨年の9月7日に見ました。
あら、ちょうど一年前ですね。
車で湯ノ沢峠まで行って、白谷ノ丸と大蔵高丸まで
お花見をしたんですよ。
来年はまたヒメヒゴタイを見に行きたいです。

✿はなねこさん
昨年9月7日の記事、見せていただきました。
さすが、はなねこさん
たくさんのお花たちにちゃんとネームプレートをつけてあって
勉強になりました。
昨年のほうがたくさん咲いてたのかしらん。
いやいや、たぶん、私がいい加減に見ているからねcoldsweats01
今度、はなねこさんのお花見に連れてってもらいたいな~。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221309/36432419

この記事へのトラックバック一覧です: 8/28 小金沢連嶺(小屋平~湯ノ沢峠):

« うろこ雲 | トップページ | 9/8 白露 »