« 10/18 巻雲 その2 | トップページ | 10/31 ハロウィン »

10/23 谷川岳(西黒尾根から)

360度の展望ゲット。

085_2          【谷川岳オキの耳から見るトマの耳。後方遠くに富士山も見えます。】

ほぼ2カ月ぶりの山行は、西黒尾根からの谷川岳です。

060_3                                      【西黒尾根を行く】

少し期待していた紅葉はもう終盤で残念でしたが、山頂にはすばらしい展望が待っていました。
でも…

                bullettrain train bus shoe shoe libra

水上駅からバスで谷川岳ロープウェイ駅へ向かいます。
乗るはずだったバスは始発の上毛高原駅で満員とのことで、定時に水上駅始発の臨時バスが出ることになりました。ラッキー!

005_3

天気は上々。ロープウエィ駅からゆるやかな坂を上がります。
谷川岳登山指導センター(toiletaquarius)に登山届を出して、そのまま舗装道路を進み、ふた曲がりすると西黒尾根の登山口です。
見ての通り、舗装道路からすぐに急登が始まります。

010_3 きょうは病み上がり?(軽い帯状疱疹に罹っていました)の上、久しぶりの単独です。

   

012_2 ひとり歩きは極力避けているのですが今回はやむを得ず。

   

    

    

017 で、今年は例年になく熊の被害(熊が被害か?)が多いので最初から熊鈴を鳴らして進みます。

    

     

021_2

    

    

     

     

西黒尾根は静かです。しばらくの間だれにも会いません。私の鈴の音、熊さんに聞こえてるかしら。 

ブナ林を抜けて鉄塔に出るころから、一人二人と後ろから単独の方がやってくるようになりました。
亀足の私はもちろん抜いていただきます coldsweats01

030

急な道をひたすらひーこら登って森林限界を抜け、小さなピークを越えるとひょいと明るい尾根に出ました。いよいよ岩稜帯の始まりです。
ひとまず、むこうに見える天神平のロープウェイ駅を眺めながらひと休み。
林の中はなんとなくガスっていましたが、どうやら青空が広がってくれそうです。

031

足元に気を付けながら岩々した山肌を登って行くと、右手にマチガ沢が見えてきました。青空に映えてとっても素敵な姿です。
木々の紅葉が終わってしまったのが本当に残念。

034    
「ラクダの背」辺りでこんなクサリ場を三っつ越えます。
怖そうに見えますが、足場がしっかりしているので慎重に歩けばあまり問題はありません。

043_3

あら、あんな所を越えてきたのね…。
向こうにはこれから行く山も見えてるようですよ。

053 「ラクダの背」標識脇のきょう一番鮮やかだった紅葉(ツツジ?)。
まるで、クサリ場通過ご苦労様でしたとお出迎えしてくれているようでした。

   

向こうの斜面を登る人が急に増えているので、「あら、私いつのまにあんなにたくさんの人に抜かれたのかしら?えっ、もしかして前を行く人に突然追いついちゃったの?」なんて一瞬混乱してしまいました coldsweats02 が…。
「ラクダの背」の先の「ガレ沢のコル」で厳剛新道と合流したのです。

057_2

広くてガレた岩場を黄色いペンキ印をたどって登りますが、どこへ行ってもいいんじゃないかと思えてこれがなかなか難しい。

061

やがて、左手に「氷河跡」と呼ばれる一枚岩が現れました。
ここは、足元の岩もまたつるつるに磨かれて黒光りしているような一枚岩です。

063   

若者たちが「どうすりゃいいんだ~。下まで滑って行っちゃいそうだよ~」と思案顔。
ホント!下りには使いたくないルートです。

067

ザンゲ岩の右を回り込めばあと一息の上りです。
ここからは傾斜がゆるみ笹原が広がるようになるので、たぶんもう大丈夫。
ほっとしてひと休みです。

069

振り向くと、正面に武尊山の姿が堂々としていてとっても素敵。
左手奥の三角形の山は日光白根山のようです。
右手奥にはかすかにかすかに皇海山が見えている…かな。

075

谷川岳の双耳峰がすぐそこに見えてきました。
トマの耳に登山者が列をなしています(ズーム)。
天神尾根からやってくる人が合流して一挙に人が増えるんですね coldsweats02

082

やっと肩の広場に到着。少しガスが湧き始めたようです。
ちょっとお腹もすいたので、頂上へ行く前にティータイムにしましょう。
おやつの甘いものと温かい飲み物で、心身ともにとてもほっとします。  

                        cafe

084_2 肩の広場に荷物をデポして、オキの耳まで行ってきました。

予定では「天神平に16:00までには着くこと、で、山頂は14:00に出発」 と思っていましたが…。
   

      

        098_2           
         オキの耳から振り返り見るトマの耳です。
         雲海の向こうに富士山も見えていますよ。
         なんて素敵なんでしょう。      

083

                   トマの耳から見る、肩の小屋からオジカ沢ノ頭方面への国境稜線。
         なんとも魅力的な稜線です。
                   9月の末にここを平標まで歩くつもりだったのだけれど…。

088

         正面奥に苗場山の平らな山頂が見えています。
         ロープウェイで登れることもあってか人気の谷川岳。
         老いも若きも子どもも外人さんも山ガールも…楽しそう happy01

096_2
         北には、国境稜線が一ノ倉岳から茂倉岳へと続いています。
         こちらへ行く人はまたグッと少なくなります。
         合宿らしい学生さんのグループが大きな荷物で進んで行きました。
         蓬峠辺りでテントを張るのかしら。

089                  
         北東方向を見ると、越後から会津の山々がずらりと並んでいます。
         奥の正面左に見える二つのピークは越後駒ケ岳と中岳、
         その手前左の平らな山頂は巻機山のようです。
                                          ※山座同定はとっても苦手。
                                                    間違っているところがあったら教えてくださ~い。

                                             clock

100

景色に見とれて、 オキの耳でちょっと長居をしてしまったかしら。
肩の広場に戻ってくると、私のザックだけがぽつんと主人を待っていて
ちょうど、雲がゆっくりと国境稜線を越えて行くところでした。
さあ、急いで天神尾根を下りなくちゃ。

103

少なくなったとはいえ、天神尾根にはまだ幾組ものパーティが歩いていました。
ロープウェイで下りて16:42発のバスに乗る予定ですが、このぶんなら楽勝かな。
ロープウェイ駅の建物が見えていますよ~。
でも、途中はだいぶガスっているようなので気を付けて行きましょう。

110

尾根上にぽつんと見える屋根は、熊穴沢避難小屋です。
今はあの辺りの紅葉がきれいそうですね。
ここまで一時間と思っていましたが、ちょこちょこと渋滞があります。
バスの時間…だいじょうぶかなぁ。

123

もうすぐロープウェイ駅です。
なんとか(ホントはず~ず~しく)渋滞をかわしながら進んできましたよ wink
この辺り、もう一週間早かったら、見事な紅葉だったでしょうね。

122_2

パステル画のような谷川岳です。
あまりにやわらかな色合いなので、木道の上でしばらく見とれてしまいました。
きょう一日遊ばせていただいて楽しかった。ありがとう。   

                        libra

16:00ジャスト、ロープウェイ駅に着きました。

124

えっ、えっ、えっ…
「ただいま、1時間半待ちですぅ~」ですって wobblysweat01

うそでしょ~!
ロープウェイの最終便は17:00のはず…。

129       

待っているうちに出てきた満月。
気温もぐんぐん下がってきて、ダウンを着込んだり手袋を出したり…。
あらあらたいへん、観光客の中には薄着の人なども結構いて、とても寒そうです。

134
           【修正してあります。ほんとはもっと真っ暗です。】   

一時間半後に乗ったロープウェイは、中も外も真っ暗。
今朝のTVで、ちょうど見ごろと紹介されたらしいロープウェイの真下の紅葉は見られず、折からの満月をずっと眺めながらの空中散歩?となりました。
やれやれ。      

                         maple

待っている間中、臨時バスが出ているのかどうかとても心配で、まわりのみなさんに尋ねました。
でも、車で来ている方や今晩は泊まりですなんて言う方ばかりです。
その上、往復ロープウェイの方(往復券@2,000)ばかりで片道切符(@1,200)をどこで買うのかもわかりません(乗降場で販売していました)。
あせっているcoldsweats02sweat01と、「バスがなかったら、水上まで送りましょうか」という方や、携帯のネットで水上発の電車の時間を調べてくれる方、「あら~良かったわね~」と自分のことのように喜んでくれる方とかが現れ始めました。嬉しい!。
ゴンドラに乗る頃にはすっかり仲間意識が芽生えて、臨時バスが待っているのがわかった時には皆さんがほんとにほっとした表情になりました。  

                         maple

きょうは久しぶりの単独でちょっぴり不安だったのですが、最後にとってもすてきな経験をさせていただきました。
お礼も言わずに臨時バスに飛び乗ってしまいましたが、みなさまほんとうにありがとうございました。   

          * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

2010.10.23(土) 

pencil 西黒尾根登山口9:05…「山頂まで3時間」標識10:00…ラクダの背11:00…ザンゲ岩12:45…山頂(トマの耳・オキの耳)13:30/14:30…(天神尾根)…熊穴沢避難小屋15:25…天神平16:00

pencil バス情報はこちらから。 

pencil 交通

  (往)東京6:08(とき301号)-高崎6:58/7:10-
                          -水上8:13/8:26(バス@650)-ロープウェイ駅8:45. 

 

  (復)ロープウェイ駅(臨時バス)-

       -水上18:36-高崎19:38/20:01(とき346号)-東京21:00.

  (復)乗車予定だった列車

     ロープウェイ駅16:42(バス)-水上17:05/17:29-
         -高崎18:31/18:41(MAXたにがわ422号)-東京19:40.

« 10/18 巻雲 その2 | トップページ | 10/31 ハロウィン »

山歩き」カテゴリの記事

コメント

わ~!
この週末、谷川岳も候補に上がっていたんですよ!残念。
久しぶりに山歩きできて良かったですね♪
でも・・・「でも」が気になります^_^;

✾cyu2さん
あら~残念!
cyu2さんももう大丈夫なの?
>久しぶりに山歩きできて良かったですね♪
筋肉痛がすごいの。こんなのほんとに久しぶりです。
「でも」はね…、大したことじゃないんだけど「でも」なのcoldsweats01

palletさん  こんばんは~

紅葉時期の谷川岳は、私も以前からの念願です。
素晴らしい展望でよかったですね~
筋肉痛、感じるうちは若い証拠。そのうち筋肉痛も分からなくなるらしいですよ。
お互い、そっちが心配ですね、ふふふ・・・
西黒尾根、レポ楽しみにしていますね。

cutesanpoさん
谷川には真夏に登ってよれよれになった思い出があるんです。
登るのは秋mapleに限りますね~。
「帯状疱疹は安静に」って言われたのをしっかり守ってほとんど家にこもってたので、すっかり筋肉が落ちてしまった?ようです。
筋肉痛、しっかり感じてるのでまだ大丈夫ね、嬉しいなwinkふふっ。

palletさん、こんばんは♪

西黒尾根行かれましたか~!
紅葉の季節混んでいなかったですか?
あの尾根は楽しいですよね、いいなこの時期に行けて。
筋肉痛・・・私もよくなりますよぉ。

でもこの日は最高のお天気だったものね。
我が家も青空満喫しました。
レポ楽しみにしてますねん(^_-)-☆

palletさん、こんばんは。
2ヶ月ぶりに山へいかれたのですね。
それでいきなり西黒尾根って、やっぱりpallet
さんですね~♪

「でも」って何かしら? 混雑してたとか・・?
レポ とっても楽しみです。
そうそう、今日谷川岳は雪だったようですね。

❀矢車草さん
亀のようにのたのたと登ってきました。
コースタイムをみると、お若い矢車草さんたちはさすがに速いわ!
尾根の紅葉は一週間遅かったかな。
でも久しぶりの山を満喫してきました。
今週前半はちょこっと忙しくて、レポ少し遅れま~す。
矢車草さんはどこへ行ったのかな。あとで伺いますね。

✿はなねこさん
9月末に平標まで縦走しようと思っていたのがダメになってしまったので、
「せめて谷川岳だけでも」と行ってきました。
今日は雪snowだったんですか?もうすぐ11月ですものね。
はなねこさんは大菩薩だったんですね。
私も最初は甲斐大和経由の山を考えてたの。ニアミスしてたかも~ですね、残念!
レポ、ちょっと待っててくださいね。

え~っと・・・レポ待ってます(笑)
急かしている訳ではありませんが、急かしてますhappy02

いいですね~谷川岳。
トマの耳に立つ人々がまるでゴマ粒のようです^^
自然は雄大ですね~
ところで、何で「トマの耳」とか「オキの耳」って言うんですか?
ず~~っと気になってるところ^^

❁かわみんさん
急かされたので coldsweats02 ただいまアップさせていただきました~ coldsweats01
トマ・オキは私も知りたい eye と思いながら今になっちゃったので
これも search 調べさせていただきました~。

http://www.geocities.jp/sokayamanokai/tnntosaito207matuura.html
 
こんなもんでどうでしょう~paper
かわみんさんのおかげで、ひとつ物知り flair になりましたよん。
ありがとう~ happy01 。

palletさん、こんにちは♪

まぁ、一人で行かれたんですね~!
私もみなさんの行動力見習わないと・・・。
西黒尾根は静かでいいですよね。
熊さんに会わなくて良かったです。
私もまた歩きたいな・・・平標まで・・・夢の一つです。

それにしれも素敵な紅葉❤
そしてすごいロープウエー待ち!!!
暗くなって寒くなってきたことでしょうね。
風邪引かなくて良かったですね。

そうそうpalletさんのピンクのシャツ、私のとお揃いかなぁ?

急に寒くなって冬みたいですね。
日本の秋は青空で大好きなのになぁ。
この週末は野暮用があって山はお休みの我が家。
でもこの天気なら諦めがつきます(笑)

palletさ~ん!ありがとうございます!!
ワタシも1つお利口さんになれましたhappy02
それにしても『門場口の頂き』が『トマの耳』とは
凄い変換ですよね?(笑)
ところで、谷川岳の晩秋の装い。
派手さはないけれど、これもまた綺麗~maple
ワタシが行った尾瀬沼も良かったけれど
水彩画のような、この谷川岳も美しいですねぇ~♪

そうそう!それから最後にとっても素敵な時間があったんですね。
1人で居る時(複数の時も勿論ですけど)、
回りの方々の暖かい言葉って、じぃぃ~んと心に染みますよね~
読んでいる私まで温かい気持ちになりました♪

❀矢車草さん
西黒尾根、矢車草さんの時はお花がきれいで素敵でしたね~。
紅葉はもう終盤でちょっと残念でした。
  
>私もみなさんの行動力見習わないと・・・。
でもね、できるだけ単独は避けたほうがいいと思います。
>私もまた歩きたいな・・・平標まで・・・夢の一つです。
私もずいぶん長いこと計画を温めているのに、まだ歩いていないの。
>そうそうpalletさんのピンクのシャツ、私のとお揃いかなぁ?
あっ、矢車草さんの金峰レポ見て一瞬私もそう思ったんだけど、私のは古いのよ~wink

❁かわみんさん
ほんとに凄い変換!
永年のギモンが解けて、お互いスッキリしましたね~happy01

こんにちは~。
そういうことだったのですね!
すごい行列!確かに焦りますよね~。
ウチだったら並ぶのキライなダンナの、
機嫌取るのが大変になりそうな混雑ぶりですね^_^;

西黒尾根ってこんな感じなんですか~~!コワッ!
画像拝見しておいてヨカッタ。
絶対下りには使えないですよ、私。

私もいつか平標まで繋げてみたいのですが、天気の良い日3日間続く時を狙うのが大変ですよね。
あの稜線で悪天候になったときのことを考えると怖くて・・・
ビビリーなので^_^;

でも夏に行った時、谷川から縦走する人がずいぶん減った、
とタクシーの運転手さんが仰ってました。
昔は学生や若者たちが縦走で一杯来てたけど、
今の若者は疲れることはキライらしいって。
寂しそうに話されてました。

✾cyu2さん
>ウチだったら並ぶのキライなダンナの、
>機嫌取るのが大変になりそうな混雑ぶりですね^_^;
ははっ coldsweats01、ウチもおんなじ!「待てないヒト」です。
西黒尾根は下りはお薦めしないけど、上りならcyu2さんぜんぜん大丈夫と思いますよ~。
>私もいつか平標まで繋げてみたいのですが、天気の良い日3日間続く時を狙うの>が大変ですよね。
谷川から平標までの間は幕営禁止だし、この辺りの避難小屋はあくまでも避難小屋なので
肩の小屋泊で翌日早立ちの二日間で歩くことになるかと思います。
もう一日あったら平標山の家で泊まれば余裕の縦走になるかな。
夏は暑いので避けたいし、春は遅くまで雪があるし、秋は日が短いしで、
なかなかチャンスがありません。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221309/37362473

この記事へのトラックバック一覧です: 10/23 谷川岳(西黒尾根から):

« 10/18 巻雲 その2 | トップページ | 10/31 ハロウィン »