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友人に誘われて”大人のための 朗読コンサート”へ行ってきました。
生の声で朗読を聞くのは初めてです。”朗読コンサート”って、どんなふうにするのかしら…。
プログラムは
太宰治『カチカチ山』 浅田次郎『獬(シエ)』 藤沢周平『山桜』 菊池 寛『藤十郎の恋』の4編。
それぞれの作品が読まれたのは、小さなホールの小さな舞台でした。
照明を落とした舞台に立ち、あるいはひっそり置かれた1脚の椅子に座り、張りのある声で情感たっぷりに読み進む朗読者は、時に本から目を上げ、まるで役者のような素振りで作品の世界を描き出して行きます。
知らず知らず引き込まれ、気付いた時には心地よい時間が2時間以上も過ぎていました。
大人になってから子どもに絵本を読んでやったことはあっても、自分が本を読んでもらうってことないですものね。
本を読んでもらうって、こんなにわくわくとした楽しいことだったのね!とあらためて思った春の日の昼下がりでした。
「尾根を離れ南斜面を降りていくと、ほどなく山畑横から斜面に散在する墓村集落に出る。
墓村という名とはうらはらに、明るく素朴な山村風景が広がっている。」(『東京周辺の山350』山と渓谷社/2001刊より)
…山歩きの計画を立てるたびに、この一文が長いあいだ気にかかっていました。
4月14日(木)晴れ
所用の帰りに途中下車して、ちょっとお散歩してきました。
樹齢400年というしだれ桜を下から見上げたところです。青空が素敵。
もう葉が出始めていますが、なんと、私はきょうが今年はじめての「お花見」です。
「チューリップ日記2011 その1」から二週間たちました。
…今年のチューリップはなんかヘン。
最後に出た右下の芽ふたつはいくらか大きくはなったけど…肥料のバランスが悪かったのかしら 。
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