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5/4 真名井北稜から大丹波川

以前から気になっていた真名井北稜へ、花時にあわせて出かけてみました。

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帰路の大丹波川沿いは、花いっぱいの素敵な散歩道でした。

                    ✿ ✿ 真名井北稜 ✿ ✿ 

               

JR川井駅発8:24発のバスを終点の上日向で降りた登山者は7・8人。
真名井北稜へ向かったのは私とゆきさんの二人だけでした。GWなのになんだか閑散としています。

           

きょうは、送電線の位置と巡視路のナンバーが手(足)がかりです。
道はそこそこ付いているし尾根をはずさないように行けば大丈夫(ほんと?)らしいので、2万5千図見ながら迷わないように行きましょう coldsweats01

                                  

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バス停先の真名井橋を渡って間もなく見えてくる黄色の「№38に至る」標柱の所から山へ入ります。初めから、急登です。
登山口から20分程で尾根に乗り、自然林と植林が繰り返し出てくる道を進みます。

        

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鉄塔を三つ過ぎると自然林の尾根に出て、右手の新緑のむこうに北側の尾根が見えるようになりました。

                                        

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登山口から1時間ちょっとで、ネットの写真で見覚えのある「伐採地」に到着。
並行している赤杭尾根の山肌には林道がぐさっぐさっと伸びています…。

植林の脇を上ります。前に見えているのは本仁田山と川苔山でしょうか。陽が差し始めて暑いし、けっこうな急登なので汗が吹き出しました。

                                    

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やがて、新緑のまぶしい尾根に出ました。
もう葉っぱが出始めていますが、まだ ミツバツツジが咲いています。間にあってよかった♪
ゆきさんは、ミツバツツジのこの出たての葉っぱを見るといつも「あっ、クレーの天使!」と言います。言われてみれば、本当にパウル・クレーの絵『忘れっぽい天使』の羽根にそっくりです。 

                           

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しばらく新緑の中を行き、アセビのトンネルの痩せ尾根をやりすごします。
四方八方から光がふりそそいでいい気持ち。るんるん気分になってきましたよ。

                          

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オオヤマザクラがきれいです♪
ところがこの辺りは露岩ごつごつのすごい急勾配で、黒色の土留めが階段のようになっているような所はあってもなんだか四つん這いになりながら…coldsweats02
途中に例の黄色い標柱「新秩父線四五に至る/…」を見ます。

                               

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やっとこさ斜面から解放されてふと気付くと、白いテープに「上日向/1002mピーク ⇒」の手書き文字この日の上りで見た唯一の道しるべだったように思います。
登山口からおよそ2時間ちょっと。どうやら、ここが1002mピークのようです。

                             

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わっ、すごい。ミツバツツジとアセビのコラボです。
でも今度は落ち葉に隠れた急斜面を岩や木の根につかまり幹で身体を支え…。ここにアカヤシオを見に行くにはなかなか大変なものがあります coldsweats02sweat01

                      

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大岩辺りからアカヤシオが現れました。(写真はボケボケですが)とってもキュートです。
でもやっぱり、真名井沢の頭まではまだまだけっこう大変な道中が続きます…アカヤシオを愛でるだけなら…他所で見た方がいいかもね wink

                   

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明るく広々した林を過ぎると、ひょいと真名井沢の頭に飛び出しました。
下に、赤杭尾根との合流点が見えます。
川苔山方面からやってきた男性(きょう初めて出会った登山者)が、「あれれ、どこから来たのやら…」という感じの一瞥を投げて、赤杭尾根を古里方面に向かって下りて行きました。

                               

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いくつかの分岐(道標あり)を過ぎて、曲ゲ谷北峰に出ました。すぐそこに川苔山が見え、登山道を上り下りする人々もよく見えています。
でも、狼住所(おおかみずんど)の辺りからまた上りになっていたので、これ以上上るのはちょっともう嫌になってきました。

           

「どうする~?」「嫌になっちゃったね」「行ったことあるしね…」「きょうは、大丹波川でゆっくりしたいしね…」と、川苔ピークはスルーに決定。
ゆき・palletコンビって、こういうのすぐに決まっちゃうのよね…いいんだか悪いんだかなんだかなあ。

                  

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日向沢の頭方面に向かいます。木々の芽吹きはまだ浅いけれど、尾根筋にはアカヤシオがちらほら。

                              

          ✿  ✿  ✿  ✿  ✿

                   ✿  ✿ 大丹波川へ ✿ ✿

               

獅子口への分岐から、ジグザグ道を下ります。
登山道はだいぶ傷んできていますが、下るにつれ新緑が濃くなって身体全体がグリーンのシャワーで洗われるような気がします。

                            

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獅子口周辺

     

獅子口からは冷たく美味しい水が湧き出ていました。
ツルネコノメソウやコチャルメルソウ、ハシリドコロなど花がたくさん咲いています。
あらら、小虫もぶんぶん…。

           

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ミツバコンロンソウ

          

小屋跡を過ぎるときょうのもうひとつのお楽しみ、素敵な大丹波川沿いの道が始まります。
足元にはツル・ヨゴレ・ハナ・コガネのネコノメソウ、(たった一輪だけだったけど)アズマイチゲ、ミヤマハコベ、ヒトリシズカ、ヤマエンゴサク、そして、あふれるほどに咲くニリンソウ…。

           

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ニリンソウ

   

緑をわたる風のそよぎ、流れる水の音、小鳥のさえずり …。
素敵な川のほとりで、ゆっくりとティータイムです。

                               

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大きな樹の幹に点在している葉はセッコク?

                

この先「林道を経て百件茶屋」への分岐道が崩壊していて通せんぼ。
もともときょうは林道への一番先の出口まで川沿いを行くつもりだったのでそのまま進みます。
雑木林の所々には桜やミツバツツジが咲いていて、とっても素敵。

              

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ヒメレンゲ

      

岩の上にはそここに群生したヒメレンゲが咲き始めていて、そこだけ照明をあてたように華やか…いえいえ春の林の中は、ピンクや赤や黄色や白やそして何より緑のグラデーションでしっとり華やかです。

                            

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桟道がだいぶ傷んでいて、ちょっと危なげな所もありますが…。

                               

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足元にはニリンソウに変わって、シコクスミレが花盛り。
シコクスミレは地下茎を伸ばして増えるので、群落となるそうです(って、にわか勉強)。

           

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足元の悪い渓谷を行き、真新しい曲ゲ谷出合の表示板を過ぎてあと少し行けば林道に出会います。

                

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長い林道歩きを我慢して奥茶屋、さらに10分ほどで清東橋BSに到着です。

              

林道からは右手に見える尾根上に何基かの送電鉄塔が見えました。
あれは…何番の鉄塔かしら。

                  

おしまい。

        

pencil 2011.5.4(水・休)  私たちのコースタイム(時間はおもに通過時間。)

JR川井 bus (バス)8:24-上日向8:40頃…登山口8:50…№40鉄塔9:15…伐採地10:00…1002m地点11:10…大岩11:30…真名井沢の頭(赤杭尾根合流)12:10…曲ゲ谷北峰12:30…獅子口分岐(横ゲ谷平)12:50/13:15…獅子口小屋跡13:50…曲ゲ谷出合15:30…林道出合15:55…奥茶屋…清東橋BS16:35/ bus バス16:50-JR川井17:03/17:28発青梅行。

   

pencil トイレ toilet はJR最寄駅と奥茶屋道路沿い&清東橋BSにあります。

     

pencil 花の名前など、間違いがありましたら教えていただけると嬉しいです。

    

pencil この日のふろく「春の富」も…こちらから

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山歩き」カテゴリの記事

コメント

いつも素敵な山日記、楽しく拝読させていただいています。
写真もとてもいいですね。どんなカメラを使われているのかな? 気になります。

途中にコース変更というの、僕も良くありました。初めての登山が単独行で怖かったけれど、それにも増して自分で決めることの楽しさを味わったことを思い出しました。
奥多摩方面によくいらっしゃってますね。いつかご同行できるとうれしいなあ。

スゴイ!・・・点線すらないコースを「ヤッターッ!」ですね。
沢沿いの新緑が本当に美しい。

私は、アカヤシオを見たことがなかったの。
でも、先日初めて見て感激しました。
あの花には、一度見たら、毎年会いに行きたくなっちゃうような魅力がありますネ!

sanpoさん、はなねこさんに続き、今度はpalletさんとバッタリする順番のはずなんですが・・・。(笑)

pen waheiさん
>いつも素敵な山日記、楽しく拝読させていただいています。
◎素敵なんて言われると coldsweats01sweat01 ですが~、
少しでも山歩きの楽しさをご一緒して頂ければ嬉しいです。
カメラは、普通のコンデジです(PanasonicのDMC-TZ10)。
まだちゃんと使えなくて、マクロもうまく使えずにいたのですが
今回帰って来てからもう一度マニュアル見て開眼 wink !?
次回からはもう少しアップの写真がうまく撮れるかも…ってところです。
>奥多摩方面によくいらっしゃってますね。いつかご同行できるとうれしいなあ。
◎この日は青梅辺りで、例の bicycle 乗ってるヒトいないかなあなんて探しちゃいましたよ happy01

cherry アイさん
sanpoさんの予告記事を見てどうしても行きたくなっちゃって
以前の記事を参考に行ってきました。
アカヤシオ、愛らしい花ですよね。
アイさんのホームグランドでも、これからたくさん見られますね~。
>sanpoさん、はなねこさんに続き、今度はpalletさんとバッタリする順番のはずなんですが・・・。(笑)
◎川苔周辺ではアイさんに会えそうな気がしてきょろきょろしてたのよ happy01 !

こんばんわ~。
拝見しました。
トップのミツバとシコクスミレは同じ個体を撮ってますね(^_^)
目の行く先は一緒なのかなぁ^^;

>「半分以上見てこなかったな~」
残念でしたね。でもコース取りで半分納得しました。
カエデの芽吹きは曲ヶ谷北峰~川苔山頂にかけての尾根、またアカヤシオが一番多かったのが横ヶ谷分岐(palletさんたちはここから獅子口に下ったのですね)から踊平でした。
そして踊平~獅子口はカエデの花が点々、でした。

5月に入ってからのアカを見るなら真名井よりも横ヶ谷分岐~踊平を外してはいけませんですわ^^;

☆Hgさん
>トップのミツバとシコクスミレは同じ個体を撮ってますね(^_^)
◎ほんとhappy01 !
>5月に入ってからのアカを見るなら真名井よりも横ヶ谷分岐~踊平を外してはいけませんですわ^^;
◎私も、そうかな~と思ったんですが~軟弱隊なもんで(^_-)。
大丹波川であんなにのんびりしないでやっぱり踊平までは足を伸ばすべきだったですね coldsweats01。でも、真名井北稜を歩いたし、春の大丹波川沿いも素敵だったので良しとしますね!

★palletさん
palletさん達にぴったりの西行の歌を思い出しました。
 誰かまた花をたづねて吉野山
    こけ踏みわくる岩伝ふらん
この「花」は桜だけど、アカヤシオを求めての山行も
こんな感じですね。

apple korukoさん
う~む、西行ですか…。
それにしても私たち「軟弱隊」の雰囲気大で、
西行さんに詠まれるほどのものでもなくお恥ずかしい
…って、私たちのこと詠んだわけじゃないって coldsweats01

palletさん、こんにちは。

大丹波川沿いの道、素敵ですね。
ニリンソウのなかを歩く道・・・いいなぁ。

それにしても、palletさんや、palletさんのところにいらっしゃる方は、みなさん、経験も知識も豊富!

山やお花のことだけでなく、
絵や文学のお話も聞けて、楽しく勉強させて頂いてます。

ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いいたします。coldsweats01

clover ヒサさん
>山やお花のことだけでなく、
>絵や文学のお話も聞けて、楽しく勉強させて頂いてます。
私も、です。
みなさんありがとう coldsweats01
お若い方に来ていただいて嬉しいです。
こちらこそどうぞよろしく♪

palletさん こんばんは~!

何だかとっても素敵な山旅でしたね 
お二人は名コンビですね(#^.^#)

Paul Klee・・・懐かしい!
しばらく住んでいたデュッセルドルフの美術学校にしばらくいたらしくて
展覧会に行ったことがあります 好きな絵描きさんの一人です♪
Kleeってクローバーって意味なんですよ 関係ないけどね

全然未知の地ですけどいい感じのところですね(#^.^#)
でも破線ルートじゃ私には無理かなぁ・・・

アカヤシオ 会えてよかったですねん
私も会いたいけなぁ

❀矢車草さん
>お二人は名コンビですね(#^.^#)
◎…って言うか、まあ迷コンビかな coldsweats01
>Kleeってクローバーって意味なんですよ 関係ないけどね
◎へえ~ クローバーとは素敵なお名前ですね~。なんだか絵の雰囲気そのものかも。教えてくださってありがとう。
クレーはデュッセルドルフにも、アトリエを持っていたようですね。
今、京都で開催中の展覧会が、5月末から東京国立近代美術館に来るそうですよ♪

ニリンソウの小径、せせらぎの音、小鳥のさえずり♪
大丹波川沿いのすてきな道を歩きたくなりました。

ミツバツツジを見る度、ユキさんとクレーを
思い出しそうな気がします。
お会いしてみたいなぁ(^-^*)

✿はなねこさん
大丹波川沿いの道を春に歩くのは初めてでした。
とっても素敵だったので、
あんまり詳しく書かない方がいいかなあなんて迷ったくらいです。
>お会いしてみたいなぁ(^-^*)
◎いつでもご一緒しますよ♪
「な~に~この二人 wobbly」 って、
あきれられちゃうかもな二人ですが coldsweats01

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