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8/5 花と展望の縦走路④ (新越山荘~針ノ木小屋その2)

やっと「展望の縦走路」の始まりです。

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立山・剱岳 / 鳴沢岳~赤沢岳への稜線上から
   

まだ時折ガスがかかりますが、今日一日、なんとかお天気も持ちそう。
コースタイムも少なめなので、楽しみながらゆっくり行きましょう。

                                                                    pencil レポ③はこちらから

            

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朝一番は、ちょっとした岩稜をやり過ごして、鳴沢岳への道を進みます。

                                          

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登りついて振り返る

     

おチビの私(コンパスが…)はちょっと難儀しましたが、後からいらした男性二人はすいすいと登ってしまいます。

       

P1060286                    ©ゆき

    

鳴沢岳に到着。またガスに覆われて展望はありません。

                                           

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ここから赤沢岳へはまた下って登り返します。
その途中のどこか足元には関電のトロリーバスが走るトンネルが通っているはず。
人間って、なんだかすごいことをするもんです…ね。

      

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見えるはずの大展望はまだ現れませんが、岩っぽい登山道にはきょうもお花がきれいです。

  

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ブロッケン (レンズの汚れが… coldsweats01 )

           

両側が開けた場所へ来ると、ガスの流れの合間に左手から時々ちらちらと日が差すようになりました。
ブロッケンが現れるかもと、右を気にしていると…
                       「わ~い、ブロッケンまで見ちゃったわ ♪」

     

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前方にはどっしりとした赤沢岳と、左手遠くにスバリ・針ノ木が見え隠れしています。

     

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来た道を振り返れば、鳴沢岳の後ろに爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の稜線も見えるようになりました。
左手奥に見えるのは白馬や朝日岳でしょうか。

                                        

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出発から約二時間、赤沢岳山頂に到着です。
朝、前後して新越山荘を発った人たちが立山・剱の大展望に見入っています。
小広い山頂の下には、緑色の黒部湖も見えていますよ。
それにしても、なんていいお天気になったのでしょう。

                    

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赤沢岳直下は岩ゴロの斜面で、落石を起こさないように慎重に下ります。
前方には、 これから向かうスバリ岳が素敵な姿で待っています。

         

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この辺りから、すれ違う人と出合うようになりました。
しばらく行くと、コマクサの咲く斜面の下を通ります。針ノ木方面から来た女性が、「もう、たくさん見たからあんまり感激しなくなっちゃったの」と苦笑いです。
…ということは、私たちはこれからがお楽しみってことね!

                                                                                                 

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スバリ岳へは、岩稜の道をアップダウンを繰り返しながら登ります。
山頂は狭くて、通り道の一部のような感じです。先着の単独男性が座る場所を移動して、私たちに休む場所を空けてくれました。
黒部湖を行く遊覧船や、赤い米粒のように小さなロープウエィが行き来している様子を見ながらのランチです。

          

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                 この鳥は「イワスバリ」…じゃなくって「イワヒバリ」です coldsweats01sweat01
         chick ところで「スバリ」とは「深い谷」を意味するのだそうです。

                                                

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          スバリ岳…なんだかとっても気に入ってしまいました。

               

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細心の注意を払ってガレ場を通過し、マヤクボノコルから振り返り見たスバリ岳。
…そろそろ気持ちを針ノ木岳に向けないといけませんね。

                           

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砂礫の鞍部からグズグズの岩の斜面を息を切らせながら登ると…
おお、タカネシオガマやシコタンソウの向こうに見えるのは目指す針ノ木岳ではありませんか?!

                    

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針ノ木岳直下の岩場には、多種類の高山植物がへばりつくように咲いていて実に見事でした。

                            

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いつもはあまり目もくれない地味なイワベンケイが、この山によく似合っているなあと思います。

               

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ミヤマダイコンソウの黄色も、黒部湖の緑色によく似合います。

                        

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イブキジャコウソウも…
と、すぐそこの山頂になかなか進めません。

                

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11:45。だあれもいない針ノ木岳山頂に到着です。

           

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あとは今夜の宿、針ノ木小屋へ下るだけ。
草地には雪解け直後に咲く花々もまだ次々に姿を表します。

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蓮華岳を背にした針ノ木小屋

               

13:15.針ノ木小屋に到着。
疲れてもきたし、ほっとしたのも手伝ってか小屋が見えてからが長かった~。

                  

小屋は最初、(布団)一枚に二人で詰めて行きましたが、団体のキャンセルがあったとかで最終的に私たち二人は一人一枚の場所へ移動となりました。
ここでも、女性少人数パーティを気遣う雰囲気を感じました。感謝。

              

         pencil 花や山の名前など「??」がありましたら教えていただけると嬉しいです
              pencil レポ⑤に続きます(こちらから)。長くなってスミマセン。

    

pencil 2011.8.5(金)   ※私たちのコースタイム(随時休憩)。

新越山荘5:40…鳴沢岳6:30/6:40…赤沢岳7:40/7:55…スバリ岳10:15/10:40…針ノ木岳11:45/12:15…針ノ木小屋13:15.

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コメント

私もお気に入りのこのコース、palletさんの手にかかれば、こんなレポになるのかと、毎回楽しみにしていました。最後まで完了してからコメを、と思っていたけれど、スバリ岳が登場しちゃったので、待ちきれずに、のコメです。
>スバリ岳…なんだかとっても気に入ってしまいました。
ハイ、私も大好きです!
あの山容、カッコいいんですよね!品格がありながら、逞しくて、バランスがよくて、活き活きした力を感じました~。
レポの続き、楽しみにしています。

cherry アイさん
このコース、私もたいそう気に入りました。
スバリ岳…なんでかしら
こんなふうに一つの山を「好き!」って感じるのは
初めてのような気がします。
ところでアイさんの夏山は?

新越山荘~針ノ木岳はお天気に恵まれて良かったですね。
ホントにあの稜線は晴れていれば気持ちよいですね。
でも、スバリ岳への岩稜の急登は大変ではなかったですか。

>私にとっての夏山縦走の楽しさは、これに尽きるような気がします。
全く同感です(^_^)

☆Hgさん
とてもすてきな稜線でした。
>でも、スバリ岳への岩稜の急登は大変ではなかったですか。
それが…、のんびり歩いていたせいか、
どこもあんまり大変だったっていう記憶がないのです coldsweats01
あんまり素敵な稜線なので
「わくわく」する気持ちが何にもまして勝っていた
のかもしれませんね~。

来た道行く道が見渡せるって、しみじみいいですよね。私も大好きです。
何よりこの日は一番メインの稜線だったので、お天気よくなって、ほんと、よかったですね~♪
私の最初の針ノ木は辛い雪渓を登っただけで終わりでしたが、高山の空気が吸えただけでもよかったなぁと思ったものです。
この夏の天気はずっとヘンなので、あの稜線で展望が得られれば最高ですよね。
種池~針ノ木の稜線は静かだし展望は素晴らしいし、私もまた季節を変えて行きたい山です。
そうそう、ゆきさん写真のベニバナイチヤクソウとゴゼンタチバナ、私が見た場所と同じかも!懐かしいです。

cute sanpoさん
>種池~針ノ木の稜線は静かだし展望は素晴らしいし、私もまた季節を変えて行きたい山です。
私も!とっても気に入りました。
ご一緒できたらいいなあ。
    
>私が見た場所と同じかも!懐かしいです。
sanpoさんのレポ見て、私も「あれっ」と思いました。
たぶん同じ場所ですね~。

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