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花と展望の縦走路(ふろく) 『女たちの山小屋物語』

今年の夏山の楽しみのひとつは「船窪小屋」に泊ることでした。  
諸事情で、その楽しみは後日の楽しみへと持ちこされてしまいましたが…。

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船窪小屋のことを知ったのはもうだいぶ前のことになります。
ネットのない時代(って、ついこのあいだまでのことですが)には、山の情報は主に『岳人』『山と渓谷』などの雑誌から得ていたので、どこかで小屋の記事を読んだのかもしれません。
でも、行ってみたいと意識したのは、この本がきっかけだったような気がします。

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父親の後を継いだり、夫とともに小屋を切り盛りしている女性たちの、明るさ、常に前を向いて進もうとするひたむきさ、多少の困難にはめげないしなやかさ…
すっとした筋が一本通った女性たちの姿に引き込まれて、一気に読んでしまったことを思い出しました。

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登山道を歩いて行けばそこに山小屋があることを当たり前に思いがちですが、それぞれの小屋にそれぞれの小屋を守り続ける人々の歴史や暮らしがあることをあらためて知ることにもなりました。

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ここに取り上げられた10人の女性たちの物語は、女性だけでなく、山を愛する人たちすべてを魅了したのではなかったろうか、と思います。

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pencil 鷹沢のり子『女たちの山小屋物語』(山と渓谷社 1998)

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コメント

お早う御座います。
この本は読んだ事はありませんが、どこの山小屋の女主人を
書いた本なのでしょうか??。私の知っている山小屋の女主人と言えば、仙人池ヒュッテのオバアチャン・白馬朝日小屋の御主人(この方は本当に良い方でした、テント泊の私たちにも、夕飯が余ったから食べない・・と言ってご飯やおかずを持って来てくれました)・蝶ヶ岳の女主人くらいかなー

art インレッドさん
尾瀬・温泉小屋(星トシ子)、唐松岳頂上山荘(下川安喜)、大日小屋(杉田三江子)、仙人池ヒュッテ(志鷹静代)、金峰山麓・有井館(有井藤子)、十文字小屋(山中時子)、船窪小屋(松沢寿子)、しらびそ小屋(今井幸子)、尊仏山荘(花立篤子)、蝶ガ岳ヒュッテ(中村圭子)の10人の方々です。
時がたっているので、代変わりなどされた方もおられるようです。
   
私がいままでで(って、それほど知りませんが)素敵だなと印象に残っているのは、
何といっても、南ア・両俣小屋の星美知子さんです。

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