« 9/10~12 北穂高岳 ①(上高地から横尾) | トップページ | 9/10~12 北穂高岳 ③(北穂高岳~上高地) »

9/10~12 北穂高岳 ②(横尾~北穂高岳)

北穂高岳山頂から奥穂高岳への稜線を目でたどると、右手にマントを広げたような岩の壁が飛び込んできます。               

197
夕焼けに染まり始めたジャンダルム(ズーム) 2011.9.11.

ジャンダルム。
すごいとしか言いようのない圧倒的な存在感です。   
                                                                             pencil レポ①はこちらから

           * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

9/11(日)
晴天の朝を迎えました。
きょうは横尾谷から涸沢へ入り、北穂高岳へ登ります。

     

078

   

北穂へ向かうという20人程の団体さんを避けて、ひと足早く横尾谷に入りました。
ひんやりとした谷間からは、朝日を浴びて明るみ始めた屏風岩や行く手の山々が見えるようになりました。

            

094

     

屏風岩を回り込むようにしばらく行くと…目指す北穂高岳が見えてきましたよ♪
目を凝らせば、山頂の右手に見えるのは北穂高小屋の赤い屋根のようです。

              

096

   

横尾山荘から小一時間。北穂高岳を見ながら本谷橋を渡ります。
渡り口の河原の一部が、きれいに石積みされているのに気が付きました。
川の氾濫がひんぱんに起きているのでしょうか。来るたびに整備が進んでいるような気がします。

       

106

            

いよいよ山道らしくなった岩ゴロの道を行くと、今朝、涸沢を発ったらしい下山者とすれ違うようになりました。
30人ほどの団体さんもいます。適当に進まないとなかなか途切れてくれません coldsweats02
おやおや、あんまり穏やかないいお天気なので、お猿さんたちもすっかりリラックス。岩の上に寝転んで毛繕いなんかしていますよ happy01

                     

108

      

歩き始めて3時間。涸沢カールの入口に到着です。
「あそこまで行くのね~」とテンプルさん。
それにしても、なんて素敵な青空なんでしょう。

               

118

               

涸沢小屋で大休止。
ひと巻ほどサービスしてもらったソフトクリームで元気をつけます。

                  

124

        

北穂高岳へは、小屋の脇からほぼ直登の道が始まります。トリカブトの咲く道を回り込んでからガレ場や草つきの中を登るようになりました。

    

132_3    

「ここ、降りるのいやだね~」なんて言いながら、短い脚(私の場合ね)を精いっぱい伸ばしてなんとかクリアしてゆきます。

    

134_2      

浮き石も多いので、ペンキマークを外さないように慎重に足を運びます。

         

139

        

「鎖場ふたつ、梯子ひとつ」と呪文のように唱えて、ちょっと心配していた鎖場…。
思いのほか足場があって、意外と簡単に?登れました。
テンプルさんはほとんど鎖を使わずにすいすいと登り、翌日はすいすいと下っていましたよ。すご~い!

     

144

             

鎖場を過ぎて後ろを振り向くと、常念岳から蝶ヶ岳の伸びやかな稜線が目に入りました。思わず二人で顔を見合わせて「うふふ」。
なぜなら、一昨年の夏、悪天候の中を常念小屋から蝶ヶ岳山荘を越えて徳沢園まで一気に駆け下りたことがあったからです coldsweats01

                      

149

             

稜線に出ると、岩場混じりの急な道が始まります。
少しガスも出始めました。
私の前を歩いていたテンプルさんが、前から来た女性に何か声をかけていますよ。
すれ違って岩陰から現れたそのひとと目が合って…「わ~っ!!!」。

                            

Dscn6919shu2
                                      ©アイ

                                

昨年の忘年山行でご一緒したアイさんです!
ご夫婦で大キレットを歩いて来られたとのこと。夏の終わりにジャンダルムを歩いたと聞いたばかりだったので超びっくり! 
こんなところでバッタリするなんて、すごいサプライズです。
登山道の途中に陣取って、しばしおしゃべりに花を咲かせてしまいました coldsweats01

              

157

              

涸沢へ向かうアイさんご夫妻と別れてテン場を過ぎ、また少し高度を稼ぐと奥穂・涸沢岳方面との分岐に到着。

             

161

          

ここまでくれば、山頂はもうすぐです。
先行するパーティは頂上に着いたところかもしれません。

     

162shu                 

                                  13:30 山頂到着 やった~ scissors

                                    

174_2
北穂高小屋・食堂(談話室)/食事時にはクラシック音楽が静かに流れる。

            

アタマの中は beer でいっぱいですが、まずは宿泊手続きを済ませます coldsweats01

          

Img_0886_r
                                 ©テンプル

       

きょうはふた組の団体さんが入って混みあっていましたが、私たちは最終的に一人一枚の布団を確保できました。
さてさて、寝床の確保ができたのでお待ちかねの beer 乾杯!
至福の一杯、なんておいしいんでしょう happy01

              

167
大キレットを覗きこむテンプルさん…ビール飲んだばかりだから、あぶないよ~。

               

テラスからは、大キレットが真下に見えて素晴らしい。
が、あいにく、槍ヶ岳はガスの中です。

                              

168

       

見ていると、次々と大キレットを登り終える人たちがやってきます。
あ~んなに怖そうなところをよく来るな~と思いますが、登り終えた人には自然とみんなから拍手が湧きます ♪
アイさんたちもあそこを来たのね。すごいな~。

                     

180
涸沢ヒュッテが見える。

           

前穂高岳北尾根をバックにした涸沢ヒュッテも、朝歩いた横尾谷も屏風岩も手に取るように見えています。
朝方あそこから仰ぎ見ていた頂に今立っているなんて、なんだか信じられないような気もします(よく歩いてきたね~)。

     

195

        

そうこうするうちに、雲が切れて槍ヶ岳が姿を現しました。
すごい!北穂高岳から槍ヶ岳間の大キレットの全貌が見えますよ!
私たちは、なんて素敵な日にここへやってきたんでしょう!

      

196
中央奥にジャンダルム。

           

夕食(おいしい)が済んでから山頂へ行ってみると、到着したときにはガスで見えなかった奥穂高岳への連なりが、夕陽に映えて素晴らしい姿を現していました。
眼下にはすごい迫力で滝谷が切れ落ちています 。

             

198
前穂高岳北尾根~吊尾根~奥穂高岳~ジャンダルム。

          

今、アイさんご夫妻は涸沢ヒュッテにいるはずだけれど、涸沢カールは雲に蓋をされたように隠れてしまいました。
大きな山懐に抱かれたカールの底は、もうすっかり宵闇に包まれてしまったのでしょうね。

            

215              

          

まだほの明るい山頂では、たくさんの人たちが360度のこの景色を楽しんでいます。
いつまで見ていても見飽きることがありません。

                             

203

           

夕陽がやわらかな紅に空を染めて、静かに笠ヶ岳方面に沈んでゆきました。
東の空には、明日が中秋の名月という月が明るい光を放っています。

   

                              明日は、どんな一日になるでしょう。

   

pencil 2011.9.11.(日)        ※私たちのコースタイム(随時休憩)

横尾山荘5:50…本谷橋7:00…涸沢小屋9:10/9:35…鎖場11:30…(アイさんと出会う12:50)…奥穂・北穂分岐13:15…北穂高岳13:30。

             

                            pencil 北穂高岳三日目に続きます

« 9/10~12 北穂高岳 ①(上高地から横尾) | トップページ | 9/10~12 北穂高岳 ③(北穂高岳~上高地) »

山歩き」カテゴリの記事

コメント

ん~~~うっとり。すごい、やっぱりすごい。
いつか行って見たいです、その頂・・・。

雨に悩まされた8月を吹き飛ばすような好天に恵まれよかったですね!!!
山頂ポーズがカワイイ(^^♪
久々のpalletさんを拝見できて嬉しくて、
PCの画面のこっち側で微笑んでいますよ、アタクシ。

✾cyu2さん こんにちは
いつか行ってみてください、あの頂。
すばらしい景観が待っています。
>山頂ポーズがカワイイ(^^♪
山頂写真、これしかなかったの。
恥ずかし~! coldsweats01

今晩は。
涸沢小屋のソフトクリームは名物ですね。私も
何度か食べました。
北穂小屋の苦労して昔 担ぎ上げた梁の木
見ましたか?。小説になるくらい大変苦労して
担ぎ上げた木です。

palletさん こんばんは。

この大キレットを見るために、僕は何回登れば見られるのだろうかと
考えてしまいました。

本当に素晴らしいの一言です。

ハードな山行なのでしょうけど、palletさんのマジックにかかれば
僕でもすぐに行けそうな気分になってしまいます。

しみじみ山始めてよかったなぁと思いました。

おはようございます happy01

art インレッドさん
ソフトクリーム、後からやってきた団体さんのに比べると
ほんとにひと巻き分くらいボリューム多かったです wink
例の梁は、2階奥の部屋だったようですが
気づいた時にはお蒲団がいっぱい敷かれていてちょっと入りづらい感じ。
で、うっかり見逃してしまいました 残念!catface
団体さんが二組も入って、いつになく混雑していたようです。
    
    
club ショウさん
ショウさんの体力なら、慎重に歩けば今でも十分行けると思いますよ。
ご自分で「山慣れたな」と思えたら、その時が行き時です。
早ければ来年か、遅くとも再来年の夏山でも…。

わぁ~~素敵~~♪北穂登りた~~い♪
歩けない大キレットを目の前に見てみた~い♪

南稜取り付きの鎖場が写真で見ると結構垂直っぽくて
『あそこがネック??』と思ってたんですけれど
レポ見るとそうでもなさそうで。。。どうでした?
それからポージング、可愛いですよ~noteむふふ^^

あっ!ソフトクリームは涸沢ヒュッテより涸沢小屋の方が断然美味しそうです(笑)

すみません。また名前入れるの忘れてしまった。。。
↑上の名無しは私、かわみんでございますm(_ _)m

❁かわみんさん こんばんは~
>南稜取り付きの鎖場が写真で見ると結構垂直っぽくて
うんうん、結構垂直っぽいんだけど
ほんとにステップがちゃんとついてるので、
あんまり心配することないかなと思います。
もしかしたら、大キレットも大丈夫かもなんて思っちゃいました。
私はもうたぶん行かないけど coldsweats01

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221309/41714448

この記事へのトラックバック一覧です: 9/10~12 北穂高岳 ②(横尾~北穂高岳):

« 9/10~12 北穂高岳 ①(上高地から横尾) | トップページ | 9/10~12 北穂高岳 ③(北穂高岳~上高地) »