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6/25 八甲田山①大岳(青森へ その3)

青森二日目は、八甲田山に登ります。
今回歩くのは、八甲田のうち北八甲田と言われる地域です。
         
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                               八甲田大岳と大岳避難小屋
                                                       

当初の予定では、前夜泊った酸ケ湯温泉を起点として、仙人岱(せんにんたい)・大岳・井戸岳・赤倉岳・宮様分岐・毛無岱と周回するコースを予定していましたが、今年は例年より雪が多いとの情報です。
さて、どうしましょう。

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直前の電話で旅館に聞いたところでは「きょうは雨のせいもあるかもしれないけれど仙人岱ルートに雪が多くて登山を断念し、途中から引き返してきた方もいた」とか。
心配なので、きのう着いてすぐにまた登山道の様子を聞きました。
        
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手作りの最新情報マップをもとにいろいろ教えて頂いているところへ、宿専属の?ガイドさんが通りかかって…
「仙人岱は雪が多くてお勧めしません。宮様コースはあまり歩かれていないうえ道も荒れているので入らないほうがよい。田茂萢岳(たもやちだけ)から大岳は問題なし。毛無岱は所々で冠水、じゃぶじゃぶ歩く覚悟で」。
                                 
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あらら、それではロープウエィを使って田茂萢岳から登るしかないでしょう!?
冠水箇所は大きめのレジ袋を長靴代わりにすれば…とのことで、宿で袋を用意してくれました。
で、宿の送迎車に乗ってロープウエイ乗り場にやってきたところです。
山頂は8:00現在7.5℃、4m/sの風だそうです。
              
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山頂駅から8の字に散策コースがあるのでひとまずそれに沿って田茂萢湿原を見、ちょっと戻って1324ピークにも寄り道しました。
湿原の辺りには、ショウジョウバカマがちらほらと咲いています。
              
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登山道に入って、前方にこれから登る赤倉岳・井戸岳・大岳を見て進みます。
足元にはマイヅルソウが花の盛りです。
              
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ひとしきり登って振り向くと、1324・1326とふたつのピークを持つ田茂萢岳のゆったりした姿が見えていました。
            
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       イワカガミさんこんにちは。あらっ、コケモモさんもいるかしら。
        
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さらに上ると、田茂萢岳の右手に前嶽、その向こう遠くに陸奥湾が見えるようになりました。
展望がよくなるにつれ登りも急になりますが、きょうは赤倉岳の登りだけ頑張ればあとは楽勝?なはず。
       
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登り詰めると赤倉岳(1548m)の噴火壁の縁でした。
山頂へは、この壁に沿って進んで行きます。足もとにはオオバキスミレ、ハクサンチドリ、ミヤマオダマキが競うように咲いています。
                
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                かわいいぼんぼりのような花♪
         もしかしたら見るのは初めてかもしれないイソツツジも。
                        

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何気なく振り返ると、後ろから団体さんがやってきています。
おや、それよりその向こう、今歩いてきたところ!
雪が詰まっていて赤茶けた色が見られないのがちょっと残念だけど、地図にある『赤倉断崖』がはっきりと見て取れます。
              

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                              祠にご挨拶したあとで振り返る
                  
赤倉岳にはなぜか二つの山頂標識があって、この祠のすぐ先のピークともいえないところに二つめの標識がありました。
           
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気持ちの良い稜線歩きになりました。
それにしても、なんといういいお天気なのでしょう。
(こんなお天気なら、仙人岱も大丈夫だったかも…なんてチラリと思ったりして)。
                   
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                            私たちはむこうからやってきました。

なだらかに続く道の途中の小さな高まりが、井戸岳(1550m)山頂でした。
進行方向右手下には噴火口が見えています。
             

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ここも、すり鉢型の噴火口がよくわかります。
左奥の丸いピークが大岳です。
           

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この火口壁には、夏になると八甲田山系ではここにしか咲かないイワブクロが群生するそうですが(見てみたい!)、今はミヤマキンバイが花盛りでした。
      
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大岳の雪の裾野とアオモリトドマツの群れのコラボがとっても素敵。
後ろの山は小岳と高田大岳です。
            
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噴火口を半周し、大岳に向かって階段状の道を下るようになると、水をたたえた次なる噴火口と大岳避難小屋が見えてきました。
               
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避難小屋前の噴火口に残る雪の上を渡った風が、むこうの壁に当たって草の上を通りすぎてゆきます。
風の通り道がはっきりと見えて、見飽きることがありません。
                    
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ランチを済ませ、荷物をデポして大岳に向かいました。
ちょっとだけ残雪の上を登ります。
          
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ざらざらした階段状の道を上ると、八甲田大岳(1584.6m)山頂です。
聞いていた通りのすごい風で、夫ははさんでいたサングラスごと、私は紐でウエアに留めておいたのに…ふたりして帽子を飛ばされてしまいました。
           
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大岳の噴火口越しに、先ほども見えていた小岳が見え、そしてその後ろにトンガリの高田大岳、雛岳が続きます。
           
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往生際悪く、仙人岱方面を覗きます。
ほんとに雪あるのかなあ?と思っていると、下り始めるパーティが…ううむ。
         
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さて、眺めを堪能したので来た道を下ります。
目の前の井戸岳方面、噴火口がふたつ大きく口を開けているのがよくわかります。
こんなにあちこちに噴火口があって…火を吹いていた時の様子を想像すると…なんだかものすごいですねぇ。
            

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ミヤマオダマキが辺り一面に咲く大岳避難小屋に戻り、いよいよ今日のもうひとつのお楽しみ毛無岱へ進みます。
         
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大岳避難小屋は、とってもきれいな小屋です。
トイレも男女別になっていて広く、中に更衣のための台?もありました。
雪が深いときは、あの梯子から登って窓から入るのでしょうね wobbly
             
             pencil 長くなってしまったので…続きます(レポはこちらから)。
      

pencil 2012.6.25(月) 八甲田大岳(1584.6m),毛無岱.
酸ケ湯温泉旅館(送迎バス/予約)8:30-ロープウエイ山麓駅8:40/9:00(始発)-山頂駅9:15/9:20-湿原展望台-田茂萢(たもやち)岳-宮様分岐10:00-赤倉岳標識①10:40-赤倉岳標識②10:55-井戸岳11:06-大岳避難小屋11:30/11:50-大岳12:05/12:15-大岳避難小屋-宮様分岐(下)13:20-上毛無岱13:55-酸ケ湯温泉旅館14:40.
          
pencil 交通アクセスなどはこちらから。
                         
pencil トイレはロープウエイ駅、大岳避難小屋。

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コメント

★palletさん、お帰りなさい & ゆき、ただいまです。

ご夫婦での東北旅行、とっても楽しそう。
今のところ「なんちゃって登山」でもなさそうだし…乞うご期待?

こちらは、週末から尾瀬に行ってきました。
ちょうど至仏山が山開き。
でね、この時期に尾瀬に足を踏み入れるとタ~イヘン !
ということがわかりました。
人は多くなかったけど( それはそれで気になる )
後から後から撮りたいものが出てきて全然前に進みません。
sanpoさんやはなねこさんは、どうやって脱出したのでしょうね ?
その上、小さい花が多くて木道に膝をつくので、
膝は痣だらけになるし。
たくさん撮っちゃった写真、今整理中です。

snow ゆきさん おはよう&おかえりなさい
お天気のよかったこの週末はきっとどこかへ行ったはず
と思ってました。泊りだったの?
ワタスゲ、きれいだったでしょう♪
>その上、小さい花が多くて木道に膝をつくので、
>膝は痣だらけになるし。
うふふ、夢中になって撮ってるゆきさんのお姿想像できますよん。
>たくさん撮っちゃった写真、今整理中です。
私も。レポがなかなか進まない think
>今のところ「なんちゃって登山」でもなさそうだし…乞うご期待?
ほんとは、ロープウエイを使わないで周回したかったんだけどってことなの。
でも、これでじゅうぶんでした。

palletさん、こんにちはー♪

こっちにも一言(^-^)
去年、山友のともちゃんが八甲田山に行って、
この山って名前から想像する怖さは無くて
本当に素敵なところだなーって知ったのですが、
この時期もいいですねー。
今年は残雪がどこも多いみたいですね。

東北の山のたおやかな稜線…写真で見てるだけでも
癒されますね。

❀矢車草さん こんにちは
>この山って名前から想像する怖さは無くて
ほんとね。「八甲田山」っていうとすぐに「死の彷徨」って浮かびますものね。
でも、とってもいい山でしたよ。
今回はお天気よかったのでラッキーでしたが
残雪期はガスっちゃうと、やっぱりそれなりに大変そうです。

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