7/22(大暑) 太宰治の夾竹桃
夏の花 夾竹桃が花盛りになりました。
千葉県船橋市市民文化ホール前広場 2012.7.21
夾竹桃は、私が通った高校の校舎と校庭
の境にたくさん植えられていて…
私にとってはあまり思い出したくない高校
時代とは裏腹に、その高校時代を思い出
させる懐かしい?花となっています。
ところで突然ですが、
この写真の夾竹桃は…作家 太宰治ゆか
りの夾竹桃なんですよ。
(写真は説明板;クリックで拡大します)。
いまどきの高校生は太宰治などあまり読まないのでしょうが、『斜陽』の子である
太田治子さんが私と同世代とあってか、
この時代(大昔です )の高校生は太宰
治を(わかってもわからなくても流行に乗り
遅れまいと )よく読んだものでした。
太宰がもっとも愛着が深かったという旧船橋町の太宰旧居近くの川を渡る橋の欄干
には、いま、こんなレリーフが飾られています。
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★palletさん、こんばんは。
夾竹桃は強い。
暑さにも日差しにも排気ガスにも。
だから高速道路の分離帯に植えられても大丈夫。
焼け尽くされた広島の爆心地で最初に咲いた花とか。
その生命力を太宰はどう感じていたんでしょうね。
投稿: ゆき | 2012年7月24日 (火) 22時53分
解説板にも引用されているように、
夾竹桃は玄関に、そして庭には青桐も太宰が植えているのです。
爆心地近くで片側だけ被爆したけれど
翌年の春には芽を出したことで有名な青桐もあるので、
その生のたくましさにはさすがの太宰も魅かれていたのではないかしら。
でも、これ植えたのは戦前ってことよね?
ちょっと出来過ぎかも。
「そうだっ!」ってカッコつけて書いたかもね。
そういえば、最近その太宰が植えた青桐もみつかった
とかいうニュースを目にしましたよ。
投稿: pallet | 2012年7月24日 (火) 23時24分